大正製薬、948人早期退職で特損122億円

 大正製薬ホールディングスは31日、国内のグループ企業で実施した早期退職者の募集に948人が応じたと発表した。早期退職者には退職金を上乗せし再就職を支援する。2018年9月中間連結決算に関連費用として特別損失約122億円を計上する。ジェネリック医薬品(後発薬)の普及や薬価改定に伴う特許切れ製品の売り上げ減少などを受け、組織の構造改革を図る。応募した従業員は9月末から12月末にかけ順次退職する。