ジェトロが海外事業支援で49社採択

 日本貿易振興機構(ジェトロ)は、世界を目指すスタートアップ企業や中小企業を支援する「日本発知的財産活用ビジネス化支援事業」に49社を採択した。2015年から米シリコンバレーやイスラエルなどの海外で事業に挑戦したい企業に対し、投資家へのプレゼンテーションを行う際の助言やビジネスマッチングなどの支援をしている。今年は昨年の36社から49社に支援企業を増やした。初めてドイツのベルリンやインドネシア、タイ、マレーシアで実施するほか、スタートアップ企業の集積で知られる中国・深セン市での支援企業を昨年の10社から16社に増やした。現地で開催されるスタートアップ企業の展示会に合わせて、ジェトロが提携するスタートアップ企業への支援経験を持つ現地専門家から、ビジネスモデル構築研修などを受ける。