米ハーレー、費用60億円増 2018年予想、関税引き上げで

ハーレーダビッドソンの創立115年を記念して行われたパレードの参加者=7日、チェコ国内(ロイター)
ハーレーダビッドソンの創立115年を記念して行われたパレードの参加者=7日、チェコ国内(ロイター)【拡大】

 米二輪車メーカーのハーレーダビッドソンは24日、欧州連合(EU)の輸入関税引き上げと米国の鉄鋼などの輸入制限の影響で、2018年に費用が4500万~5500万ドル(約50億~61億円)増えると発表した。この結果、二輪車部門の営業利益率は従来の「9・5~10・5%」から0・5ポイント下がる。

 ハーレーは関税による業績への悪影響を和らげるために生産を海外移転すると説明しており、レバティッチ最高経営責任者(CEO)は24日の電話会見で「状況に合わせた最高の決断だった」と述べた。(共同)