「ボンカレー」インドに参入 大塚食品、現地法人設立し今秋めど発売

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 「ボンカレー」を手掛ける大塚食品(大阪市)は18日、インドのカレー市場に参入すると発表した。レトルトパックタイプを、カレーの本場であるインドに投入する。

 同社はこのほど、カルナタカ州バンガロール市に食品・飲料の製造、販売の現地法人を資本金約3億円で設立。秋をめどに、レトルトカレーの販売を始める。当初は、企業の社員食堂向けなどが中心となるが、将来的には日本で販売しているように、スーパーなどで家庭向けも事業化したいとしている。インドでは、ベジタリアンが多いことから、野菜カレーが主力の商品になるという。

 海外進出は2003年に、中国・上海に現地法人を設立したのに続き、今回のインドが2カ国目。国内市場が少子高齢化で需要が縮小する可能性が高い中、人口13億人で、経済も急成長しているインドでの事業拡大を狙う。