ヤマト値上げ効果、最終利益97%増へ 19年3月期予想

 宅配便最大手のヤマトホールディングスは1日、2019年3月期連結決算の売上高が前期比4.0%増の1兆6000億円、最終利益が97.5%増の360億円になるとの予想を発表した。

 インターネット通販大手のアマゾンジャパンなど大口法人顧客向けに進めてきた運賃値上げの効果が出る。昨年10月に個人向け基本運賃を値上げしたことも寄与する。

 18年3月期連結決算は、売上高が4.9%増の1兆5388億円、最終利益は1.0%増の182億円だった。