ディズニーの世界楽しみ学習 ライフイズテック、プログラミング教育体制強化 (1/2ページ)

主力事業である中高生を対象としたプログラミングを学ぶキャンプ。ディズニーの世界を楽しめる学習教材を販売することで、オンライン事業も強化する
主力事業である中高生を対象としたプログラミングを学ぶキャンプ。ディズニーの世界を楽しめる学習教材を販売することで、オンライン事業も強化する【拡大】

 ライフイズテックは、オンライン型のプログラミング教育体制を強化する。その一環として、ウォルト・ディズニー・ジャパンとライセンス契約を締結。ディズニーの世界を楽しみながらプログラミングを学べる学習教材「テクノロジア魔法学校」を開発、21日からサービスを開始する。ディズニーの人気キャラクターが登場し、楽しく学べるような中身とした点が特徴で、水野雄介・代表取締役最高経営責任者(CEO)は、「わくわくしながらプログラミングを学ぶ気持ちを引き出したい」と話している。

 テーマは「プログラミングは現代の魔法である」。魔法学校を舞台にしたオリジナルのメインストーリーとアナと雪の女王やベイマックス、アラジンなど13のディズニー作品を使ったレッスンを通じ、ロールプレーイングゲーム(RPG)のように物語が進み、プログラミングを学ぶことができる。

 メディアアートとゲーム制作、ウェブデザインという3つのコースを総合的に学習する方式を採用。計100時間分の学習コンテンツを用意した。

 2020年からは、小学校段階からのプログラミングが必修化となる。このため「プログラミング教育を大衆化していく必要がある」(水野CEO)という考えから、今回の教材の開発に至った。

 また、eラーニングは「面白くないから続かない」といった調査結果が浮き彫りになっていることから、興味が持続する仕掛けも行った。具体的には物語を進めていくための地図や封筒など、さまざまなアイテムが入った「魔法の本」を提供。メインレッスンをクリアすると、ディズニーキャラクターが描かれた40枚以上に上る独自のポストカードが自宅に届く仕組みだ。

シンガポールやオーストラリアでもキャンプを展開