ドラクエVR、新宿の施設で27日に稼働

 スクウェア・エニックスは3日、人気RPG(ロールプレーイングゲーム)「ドラゴンクエスト」の世界を体験できる仮想現実(VR)アトラクション「ドラゴンクエストVR」をバンダイナムコアミューズメントのVR施設(東京・新宿)で27日から稼働すると発表した。

 ドラクエVRは、VRゴーグルや、専用開発された剣や盾、杖を装備し、ドラクエ3の「戦士」、「僧侶」、「魔法使い」として冒険を楽しむアトラクション。モンスターのスライムなどに炎の呪文「メラ」を放つ感覚や斬る感触などを体験しながら、「3」のボスのゾーマの城を目指す。

 ドラクエシリーズのゲームデザイナーの堀井雄二氏は「ドラクエが生まれた約30年前、こんな(VRの)世界が広がるとは想像もしていなかった。冒険の最後のゾーマは見上げるほど大きいので、皆さんの力で倒してください」とコメントした。

 25日には27日の正式稼働前の先行体験イベントも開催。9日正午から11日午後23時59分まで公式ホームページで応募を受け付ける。