米電気自動車メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が1日、「テスラが経営破綻した」とツイッターに投稿した。エープリルフールの冗談だが、事業の先行きに対する懸念が高まっていることを受けて2日の同社の株価は下落した。
投資家は「株主のためになることをしてほしい」などとツイッターに反応を寄せた。
テスラは3月29日、主力セダン「モデルS」を12万3千台リコール(無料の回収・修理)すると発表。翌30日には、西部カリフォルニア州の高速道路を走行中のテスラ車が中央分離帯に衝突した死亡事故について、事故時には自動運転に準じる運転支援システム「オートパイロット」を使っていたと公表した。(共同)