東芝は23日、平成31年度入社の新卒採用計画を550人とすると発表した。30年度入社見込みは220人で、倍以上の採用となる。経営難のため29年度、30年度と採用を抑制してきたが、債務超過の解消が確実になったため成長事業を担う人材確保に力を入れる。
東芝本体と29年度に分社した東芝エネルギーシステムズ(川崎市)など事業子会社4社の合計で事務系120人、技術系400人、技能系30人を採用する。
一方、東芝の半導体子会社東芝メモリ(東京)も23日、岩手県北上市に予定する新工場で31年度に約150人を新規採用する計画を明らかにした。