「現金化に向け、動いている」　３５％保有の米投資会社、ヤフージャパン株の売却検討

　米投資会社アルタバ（旧米ヤフー）は２月２７日、保有するヤフージャパン株の売却を検討していることを明らかにした。昨年９月末時点で３５．６％を保有。売却は２０１８年４～６月期に開始する見込みとしている。

　トーマス・マキナニー最高経営責任者（ＣＥＯ）が同日の電話会見で「ヤフージャパン株の現金化に向け、動いている」と説明。「市場での売却が、われわれがただちにできる唯一の選択肢だ」と述べた。

　旧米ヤフーは昨年、米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズにニュースや検索などの中核事業を売却した。（共同）