【家電Watch】パナ、MTB型の電動アシスト自転車が人気 街中でアウトドア仕様の走り (2/2ページ)

パナソニックの電動アシスト自転車「XM1」
パナソニックの電動アシスト自転車「XM1」【拡大】

 10段の変速機

 シティーサイクル型電動アシスト自転車と大きく異なるのが、外装10段シフトの変速機が搭載されていることだ。電動アシスト機能を使わないときや、バッテリーが切れた状態でも、ギアを変速させれば、それなりに快適に走れる。

 足回りについては、フロントにサスペンションを搭載している。サスペンションのロックまたは解除ができるスイッチがハンドルの右手側にあり、走りながら簡単に操作できる。段差などが多い所では特に便利だ。

 ブレーキは前輪と後輪ともにシマノ製ディスクブレーキが採用され、雨などでぬれた路面でもブレーキがよく効く。ブレーキの効きが安定している上に、電動アシストがあるため初速が楽で、赤信号や交差点などでの一時停止も苦にならない。

 街中で使用する際の課題は車体の大きさだ。自転車専用駐輪場に停車する際には、チャイルドシート搭載の電動アシスト自転車と同等以上に置きづらい。ただし、XM1はダートコースなどのアウトドアで力を発揮する。今回は街中での試乗だったが、XM1が得意とするダートコースでぜひ走ってみたいと感じた。(インプレスウオッチ)