【ケータイWatch】au初、ファーウェイのスマホ採用 SIMフリーで首位 3万円前後の中級機種 (2/3ページ)

auの2018年春モデルのスマートフォン
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 一方、auの同価格帯で今回は「Qua Phone QX」を用意する。「nova 2」と重複するのではないかとの疑念に対し、山田氏は「両方ともお手頃価格帯だが、Qua Phoneは日本仕様で防水や安心を重要視するモデルであり、一方でnova 2はお手頃かつ性能・機能を重要視するモデル」と説明し、それぞれ異なるユーザー層に受け入れられるとした。

 国内のSIMロックフリー、あるいは海外市場では、ファーウェイ以外にもさまざまな中国メーカーがひしめき合っている。そうしたメーカーの端末の採用可能性について、山田氏は「ユーザーからのニーズ次第」と回答した。

 ファーウェイについては、ブランドを含め、機能や性能などがauのユーザーニーズに合致したと山田氏は指摘する。

 auは高級機種を既に数多く用意している。その中にはギャラクシーシリーズなど世界市場で販売されるモデルも含まれるが、SIMロックフリーで幅広く普及している機種やメーカーをauでも取り扱うかどうかについて、山田氏は「可能性はあるとは思う。ただ、メーカーと協議して、日本のユーザーニーズに合うようにしていきたい」と述べるにとどまった。

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