最近店舗に行かなくなったという男性会社員は「動画配信だと延長料金がかからない」と利点を語る。映像ソフト協会は「個人の部屋や移動中など、いつでもどこでも視聴できる環境になっている」と動画を楽しむ形態の変化を指摘する。
CCCのライバル、ゲオホールディングスも危機感を強める。16年に始めた定額動画配信サービス「ゲオチャンネル」は競合に押されて約1年半で終了した。買い取った洋服や家電などを扱う「セカンドストリート」の店舗を増やすとともに、傘下の「ゲオ」が展開する既存のレンタル店舗のレイアウトを変更し、スマートフォンや大型テレビを販売。中古パソコンにも手を広げる計画だ。