「PGF生命」(東京)が28年に男女2千人を対象に実施した調査では、買い物で「口コミや評判の影響を受けると思う」と答えた人は約70%で、おすすめ情報を知りたい場合「ポータルサイト(ウェブサイト)で検索する」と答えた人は「家族や友人など身近な人に聞く」を上回った。
口コミサイトが消費者に与える影響は大きく、江戸川大の井上一郎准教授(マーケティング論)は、「口コミサイトは消費者にとって重要な情報源で、サイト運営者は規約やガイドラインを整備し、公平性を担保しなければならない。一方、消費者も情報を見極める力を高めることが大切だ」と指摘している。