ヤフーは18日、インターネット上で遊べる「ブラウザゲーム」という方式を使ったサービス「ヤフー!ゲーム ゲームプラス」の提供を始めたと発表した。同日夕の立ち上げ時には、各メーカーによる39種類のゲームをそろえた。アプリなどをダウンロードする必要がなく、スマートフォンやタブレット端末、パソコンなど、ネットにつながるさまざまな端末で遊べるのが特徴。スマホ向けアプリ市場が成熟してきたことや、第5世代移動通信方式(5G)の導入を控え、ブラウザ上で動かせるゲームがさらに高度化するとの期待もあり、こうした動きは広がりそうだ。
ゲームは、基本無料のものと、チケット制で有料のものに分かれる。スクウェア・エニックス、タイトー、コーエーテクモゲームスなどの大手メーカーを含めた52社がゲームの提供を発表した。
ブラウザゲームはインターネットの初期にはパソコンで有力な方式とされていたが、10年ほど前からスマホアプリが主流になり、市場が縮小傾向にあった。しかし、技術の進展でブラウザゲームでの表現力が高まっており、楽天もこの分野の新サービスを始めている。