一方、各社が動向に注目するのが米アマゾンだ。国内発売時期は未定だが、14年に発売した米国では、すでに800万台超を販売。宅配ピザの注文やテレビなど家電の操作もできるため、急速に普及が進んでいる。
日本では、米国に比べて公共交通機関が発達していることなどから、スマホなどに話しかけることが一般的ではない。グーグルによれば、音声による検索も米国が2割なのに対して、日本はそれを下回るという。主語が省略されやすいなどの文法的な対応の困難さもあり、どこまで国内で音声端末が根付くかは、連携サービスの充実が鍵となりそうだ。
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■国内発売予定の主なAIスピーカー(搭載するAI/AIスピーカー)
・米グーグル グーグルアシスタント/グーグルホーム
・米アマゾン・ドット・コム アレクサ/エコー
・LINE クローバ/ウェーブ
・NTTドコモ しゃべってコンシェル(仮称)/未定