任天堂スイッチの「箱だけ」発売するのはなぜ？　価格釣り上げる転売業者対策か (2/2ページ)

転売対策も？

　「Nintendo Switch スプラトゥーン2セット」は人気を集めており、予約受付開始翌日の5月19日時点で、多くのECサイトで売り切れ状態だ。

　予約者による転売も始まっているようで、ヤフオク！やAmazon.co.jpのマーケットプレイスでは、定価（3万8837円）を上回る4万5000円～5万円台で取引されている。

　任天堂が今回、化粧箱や特典ステッカーを単体で発売したのは、「セットを買い占め、値段をつり上げて転売する転売業者対策では」との見方もある。売り切れでセットが買えなかったが、どうしても手に入れたいファンは、転売業者から買わなくても、本体と化粧箱やステッカーをそれぞれ購入すれば、セットと同等の品をそろえられるためだ。

　この推測は正しいのか。任天堂に化粧箱単体販売の狙いを聞いてみたが、「コメントできない」との答えだった。