コンビニエンスストア最大手のセブン-イレブン・ジャパンが4月中旬に宅配便最大手のヤマト運輸の宅配ロッカーを東京都内の約30店舗に設置することが30日、わかった。
セブンは、ヤマトとフランス物流支援会社の合弁会社、パックシティジャパン(東京都千代田区)の宅配ロッカーを置き、4月中旬から試験運用を開始する。自宅に不在で荷物を受け取れなかった場合やネット通販で商品を購入した際の配達先に指定できる。
料金は無料で、保管期間は3日間。ヤマトの会員制サービス「クロネコメンバーズ」への登録が利用条件になる。
セブンは、利用状況を見極めた上で全国に拡大する。将来的には他社の荷物も受け取れるようにする。
コンビニではファミリーマートが日本郵便の宅配ロッカーを都内2店舗に設置し、運用を開始した。ローソンも昨年6月から都内1店舗に設置している。