--労働時間の短縮など、働き方改革を進めている
「従業員の労働時間を2020年度に(15年度実績の年間約1950時間から)1800時間にする目標を掲げていたが、これを2年前倒ししたい。(パソコンや情報システムといった)インフラ投資も実施し、4月からは在宅勤務制度を拡大して導入する。管理職は週に1度の在宅勤務を奨励するなど、さらなる労働時間の短縮につなげる」
--女性の活用も積極的だ
「グループ全体の女性管理職の割合を20年度までに20%(15年度実績は16%)に高めたい。とくに日本は7%と低い。職場に多様性がなければイノベーションは生まれない。多様性とは国籍や性別だけではなく、出産や育児を経験した女性も含まれる。女性の活躍は食品会社にとって重要だ」
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【プロフィル】西井孝明
にしい・たかあき 同志社大文卒。1982年味の素。執行役員、常務執行役員などを経て2015年6月から現職。奈良県出身。