16年3月19日、北海道新幹線の開業に先立ち北斗市観光交流センターがオープン。北緯41度から名付けられた吉田屋の新店舗、「BENTO CAFE 41°GARDEN」(ベントーカフェ・ヨンイチガーデン)も幕を開けた。
ショーケースに並ぶ色鮮やかなカフェ弁のラインアップや、青函の食材をふんだんに使用した新作駅弁、地元のジャガイモやカボチャを使用した濃厚なスープなどが、訪れる旅行者を楽しませている。
新函館北斗駅での新事業について「青函の架け橋になる」と話す吉田社長。青森銀行は今後も仕入れ・販売先とのマッチングなどを通じ、引き続き吉田屋の新事業を支援していく。創業124年の老舗企業による新事業が、食材生産者や加工業者を中心とする青函地域経済の活性化にどれだけ貢献していくのか、今後の展開から目が離せない。
◇
(編集協力)近代セールス kindai-sales.co.jp