新型C-HRは「格好の良さと走りの良さ」で、アンチトヨタ派を狙い撃ち! (1/2ページ)


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 新型C-HRは、TNGAの開発責任者が統括するコンパクトSUV

 現在トヨタはカンパニー制を導入しており、小西CE(チーフエンジニア)は、カローラやオーリス、そして新型C-HRを統括する立場にあります。しかも前職は、次世代プラットフォーム「TNGA」の開発責任者その人であります。

 小西CEは、新型C-HRを拡大を続けるコンパクトSUV市場の世界戦略車と位置付け、プリウスに続くTNGA第2弾として開発を決定。そしてTNGAのポテンシャルをフルに引き出すように、マネジメントしていったのです。

 また個車としての新型C-HR・開発責任者には、レースをこよなく愛する古場主査が任に付きました。最重要ポイントに「格好の良さと走りの良さ」を掲げ、開発当初は専用プラットフォームの新設も検討したというのですがら、半端なくハートが熱いデス。

 走りを鍛えた場所は、ニュルブルクリンクとドイツの一般道の山坂道

 古場主査は、開発中のTNGAを採用する検討に入った際、走りに不足している部分を指摘して、幾度もグレードアップを要請したとのこと。当時TNGAの開発責任者だった小西CEは、大掛かりな設計変更を承知でTNGAに織り込んだそうです。

 その小西CEが、今度はC-HRを統括する立場になるのですから、クルマというものは人の情熱と信頼関係でできているとあらためて実感します。

 そして古場主査は、TNGAをベースに走りを鍛え上げるために、会社から進捗の心配をされるほど頻繁にニュルブルクリンク通いを敢行しました。

C-HRはドイツで鍛え上げた走りを身に付けている

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