カジュアル衣料チェーンのユニクロは8日、保温性の高い肌着「ヒートテック」より約2.25倍暖かいという「ヒートテックウルトラウォーム」を19日から発売すると発表した。ウインタースポーツや登山、氷点下の長時間作業など極寒環境に適している。価格はシャツ、タイツ、レギンスともに1990円(税別)。
新製品は同社独自の糸の編み方を採用し、素材の配合比率を変えることで従来品よりも保温性を高めた。同社の調べではヒートテックの約2.25倍、平成25年に発売した「エクストラウォーム」よりも約1.5倍暖かいという。
8日に都内で開いた新製品発表会では、7日にユニクロとスポンサー契約を結んだ冒険家の南谷真鈴さんが登壇し、「来年4月に北極圏に行く際には、ウルトラウォームを着用したい」と語った。
新製品はすでに韓国や中国、台湾などで発売されている。日本を含め世界18カ国で販売展開する予定だ。