遊技機の販売会社を中心に組織する全国遊技機商業協同組合連合会(全商協、会長・中村昌勇氏)は4日、熊本県上益城郡嘉島町にあるイオンモール熊本で「熊本地震 復興支援チャリティー歌謡ショー」を開催した。
この企画は、全商協として熊本大震災の被災地のために何か支援ができないかと模索していたところ、歌手の山本譲二さんから「なんとか熊本を激励したい」との提案が持ち込まれ、協議の末に実現。当日は、山本譲二さんをはじめ、同氏の思いに賛同した歌手の吉幾三さん、角川博さん、川中美幸さんもボランティアで出演。集まった約2000人の来場者を前に、時に軽妙なトークを交えながら、それぞれ持ち歌を3曲ずつ披露。来場者に勇気と元気を届けた。
また、全商協の組合員たちは裏方として活躍。会場設営や来場者の入場案内、ドリンク配布などに汗を流した。
嘉島町の荒木泰臣町長は、費用の負担にとどまらず、イベント運営に注力した遊技業界関係者に感謝の気持ちを伝えるとともに、「これを機に、地元の皆と一緒に復旧・復興に努めていきたい」と述べた。