なので結論から言おう。遊技機の性能の問題とは、「遊技」と風営法が定める範囲内に遊技機の性能がおさまっているのかどうか、というものである。ここに最大の問題があるという認識は、すなわち「おさまっていない」ということなのだ。
今後も警察庁の指導や各業界団体の自主規制は続くだろうが「範囲内におさめる」ことが唯一の結論でなければならないだろう。
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【プロフィル】POKKA吉田
ぽっか・よしだ 本名・岡崎徹。1971年生まれ。神戸大学経済学部中退。著書に『パチンコが本当になくなる日』(扶桑社新書)など。2016年2月より本名の岡崎徹としてぱちんこ業界紙「シークエンス」発行人編集長。