ソニーは6日、スマートフォンを手で操作しなくても、耳に装着して通話やメッセージの送受信、情報検索などができるハンズフリー端末「Xperia Ear(エクスペリア・イヤー)」(税別想定価格、2万円前後)を11月18日に国内で先行発売すると発表した。持ち主と音声でやりとりする「ボイスアシスタント」機能を搭載し、英語、フランス語、ドイツ語などを含めた8言語に対応。多忙で移動の頻度が多いビジネスマンらをターゲットに商機を狙う。
エクスペリア・イヤーは、専用アプリ(応用ソフト)をダウンロードしたスマホと無線で接続。外出中や仕事中でスマホをかばんなどから取り出せなくても、持ち主が連絡先を声で指定し、通話やメッセージの送受信ができる。また、未読のショートメッセージや不在着信の有無、スケジュール、ニュースなどを音声で知らせてくれる。