2016.9.8 17:56
「ポケモンGO」をプレイする人たち=東京都墨田区(桐原正道撮影)【拡大】
スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」を開発、運営する米ナイアンティックは7日(現地時間)、ダウンロード数が世界で5億件に達したと発表した。同ゲームに関しては、年内に米アップルの腕時計型端末「アップルウオッチ」に対応させる方針も明らかにされたほか、スマホと接続して遊べる補助端末「ポケモンGOプラス」を今月16日に発売することも発表された。
いずれも、スマホの画面を見続けなくても遊ぶことができるため、ポケモンGOのヒットで問題になった、ゲームを遊びながらの歩きスマホ防止にも役立ちそうだ。
ダウンロード数とアップルウオッチへの対応は、アップルが新型スマホ「iPhone7」を発表した米サンフランシスコのイベントで、ナイアンティックのジョン・ハンケ最高経営責任者(CEO)が明らかにした。位置情報に基づいて開発されたポケモンGOは、外に出て歩きながら遊ぶゲームで、世界でプレーヤーが歩いた距離の合計は、地球約11万周に当たる46億キロだという。
ポケモンGOプラスの価格は3780円(税込み)で、任天堂が販売する。これは手のひらサイズのボタン状の端末で、付属のバンドで手首に巻くなどして持ち運ぶ。ランプと振動で、近くにポケモンがいるかゲーム上の拠点「ポケストップ」があることを知らせる。ボタンを押すとポケモンを捕まえる「モンスターボール」を投げる仕組みだ。
「ポケモンセンターオンライン」やアマゾンなどのネット通販のほか、ポケモンのキャラクター店でも取り扱う。