--提供しているシステム(ICT)が東京五輪を目指す選手たちの体調管理に活用されてくる
「日々の体調を管理するというアスリートにとって当たり前のことが、これまで部活動やスクールレベルではあまり行われてきていなかった。トップ選手が行っていることをICTを通じてもっと身近に感じてもらえたら、競技レベルの向上にも役立つと考えている」
--今後考えている事業展開は
「万歩計、消費カロリー計などライフレコーダーと連動するシステムを考えている。その情報をトレーナー以外の栄養士などの専門家も共有し、より個別に対応した多くのバージョンで展開できるようにしたい」
◇
【プロフィル】馬渕浩幸
まぶち・ひろゆき 帝京大学文学部国際文化学科卒。ドイツのマーケティングリサーチ会社で7年間勤務後、国内メーカーでマーケティングマネジャーを歴任。2009年にクライムファクトリーを創業し、トップアスリート向けのヘルスケア情報の管理サービスを展開している。東京都出身。