【Sakeから観光立国】出羽桜酒造が2度目の最高賞受賞 (2/2ページ)

2016.7.15 05:00

IWC2016SAKE部門の最高賞「チャンピオン・サケ」を受賞した出羽桜酒造の仲野益美社長(中)=7日、英ロンドン
IWC2016SAKE部門の最高賞「チャンピオン・サケ」を受賞した出羽桜酒造の仲野益美社長(中)=7日、英ロンドン【拡大】

 今大会で世界一のSAKEという「チャンピオン・サケ」の称号を手に入れたのは出羽桜酒造(山形県天童市)の純米酒「出羽の里」だった。2008年の純米大吟醸「出羽桜 一路」に続き、何と2回目のチャンピオン・サケ受賞となった。

 最初の受賞のとき、「地元で評価される酒は、世界でも評価されると信じて酒造りをしてきた」と語った仲野益美社長は、日本酒造組合中央会の海外戦略委員長に今年、就任した業界の重鎮でもある。

 前回の08年の受賞のときよりも多くの報道陣に囲まれ、ほほを紅潮させながら、取材に答えていた。ただ今回も「地元、山形の人々に愛情を持って育ててもらったおかげ」と謙虚に語っていたのが印象的だった。

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【プロフィル】平出淑恵

 ひらいで・としえ 1962年東京生まれ。83年、日本航空入社、国際線担当客室乗務員を経て、2011年、コーポ・サチを設立、社長に就任。世界最大規模のワインコンペティション、インターナショナル・ワイン・チャレンジの日本代表。観光庁酒蔵ツーリズム推進協議会メンバー、一般社団法人ミス日本酒顧問などを務める。

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