11日午前の東京株式市場で、任天堂株が大幅続伸し、一時ストップ高となった。年初来高値を更新した。ポケットモンスターのスマートフォン用新作ゲームが米国でヒットするなどの好材料が株価を押し上げた。
任天堂株は2325円高の1万8595円で寄り付き。そのまま値を上げ、午前9時45分にはこの日の値幅制限いっぱいとなる4000円高の2万0270円まで値を上げた。上昇率24.6%となり、ストップ高となった。その後も2万円の大台をはさんで値動きしている。
任天堂株は前週末8日にも大幅反発し、一時上げ幅は10%を超え、終値は8.9%高で1335円高の1万6270円と上昇していた。
この日は東証全体が3%に迫る大幅高となっていることもあり、任天堂株の上昇を後押ししている。
専門誌サイトなどによると、新作ゲーム「Pokemon GO」は位置情報系のスマホゲームで、前週から世界各地で順次配信が始まった。