トヨタ自動車は29日、燃料タンクに取り付けられた部品にひびが入り、燃料が漏れる恐れがあるとして、乗用車「プリウス」「SAI」など7車種、計155万2509台(2009年3月~15年2月生産)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届けた。同省によると、単独のリコールとしては過去5番目に対象台数が多い。また、うちプリウスなど3車種、計74万3080台(09年3月~12年4月)についてはトヨタが29日、側面エアバッグの不具合をめぐり国交省に別途リコールを届け出た。これを含めて全世界のリコール対象台数は計約143万4000台に上る。