東海3県の自治体や経済団体などでつくる中部国際空港利用促進協議会は22日、名古屋市内で会合を開いた。中部空港(愛知県常滑市)からの輸出増加を狙い、海外に農水産物を輸出する事業者への支援を決めた。対象となる事業者は、東海3県の卸売市場から中部空港に向けて、週1回以上出荷していることなどが条件。市場から空港までの1回の輸送でトラック1台につき5000円を補助する。来年3月末までの間、1事業者で計50万円を上限に支援を受けられる。協議会の代表理事を務める中部経済連合会の豊田鉄郎会長は「(中部空港は)貨物便の拠点として大きな役割を果たしていくべきだ」と話した。