ファンケルヘルスサイエンスは、日常生活で生じる腰の不快感を軽減する機能性表示食品「腰ラックス」を発売した。「腰」への効果を表示できる製品は、特定保健用食品などを含めた食品の分野では初めて。
同商品の消費者庁への届け出表示では、「本品にはテアニン・ピペリン・クレアチン・プロテオグリカンが含まれるので、日常生活(立ち上がる、かがむ、起き上がる等)で生じる腰の不快感を軽減する機能があります。」としている。
機能性の科学的根拠を実証するため、腰の不快感を自覚する成人男女63人に臨床試験を行った。治験者に機能性関与成分の有無を知らせずに、腰ラックスを1日1回4粒8週間摂取した場合と、機能性関与成分を含まない偽薬(プラセボ錠)を同じ方法で8週間摂取した場合で効果を比較。日常生活で生じる腰の不快感が有意に軽減することを確認している。
2月29日、消費者庁から機能性表示食品の届け出が公表され、5月20日に発売を開始。同社の場合、スマートフォンやパソコンを使用する現代人に対して、手元のピント調整力をサポートする日本初の目の機能性表示食品「えんきん」などに次いで、忙しい現代人に人気のサプリメントとなりそうだ。
1日摂取の目安量は4粒。価格は30日分(120粒)で3290円。販売のターゲットは40代から50代の中高年がメイン。通信販売と直営店舗で販売している。