タカラトミーは4月下旬、3月26日に開業した北海道新幹線の車両H5系をモチーフにした新幹線変形ロボ「シンカリオンH5(エイチファイブ)はやぶさ」のプラレール(鉄道模型)を発売する。ジェイアール東日本企画や小学館集英社プロダクションとの3社共同原案のキャラクターコンテンツで、初代の東北新幹線E5系はやぶさに続き、秋田新幹線E6系こまち、北陸新幹線E7系かがやきに次ぐ第4のキャラクター。JR東日本エリア外では初めて。
シンカリオンH5はやぶさの設定はこれまでと同様、「正体不明の敵に立ち向かうため、日本の夢と技術が詰まった新幹線をベースに開発されたロボット」だ。E5はやぶさのスピードや空中での機動性はそのままに、ボディーや必殺武器の「カイサツソード」には「YHS:ユーバリ・ヒート・システム」を搭載し、冬の北海道でも活躍できる設定になっている。
ヘッドデザインは「シロハヤブサ」と「北海道の雄大さ」がモチーフの北海道新幹線車両H5系のロゴマークで、オレンジ色のボディーカラーが特徴。玩具の仕様は通常のプラレールとほぼ同じサイズの3両編成で、先頭車両と後尾車両が連結・合体してロボットに変形し、中間車両には専用武器を2つ格納する。武器は手はもちろん、体の各所に装備可能で、武器同士の合体も可能。電動走行はしないが、今までのプラレールの青いレール上で手ころがし走行ができる。対象年齢は3歳から、価格は4320円。