日本テレビの社長定例会見が28日開かれ、上重聡アナウンサーが情報番組「スッキリ!!」を降板したことについて、日テレ側は、スポンサーからの融資問題との関係を否定した。
上重アナは今月25日、1年間務めた同番組の司会を卒業。番組では、知人のスポンサーから受けていたとされる融資について、上重アナ自身が「昨年9月に全額、返済し終わった」などと説明していた。
小杉善信専務は会見で上重アナ降板について、「どの番組も、それぞれ出演者の見直しを行っている。その一環」と説明。大久保好男社長は融資問題について、「個人の問題なので、詳細について明らかにすることは避けたい。ただ、専門家と相談して適切に対応していると報告を受けている」と述べた。
今後の番組出演について、小杉専務は「もともとスポーツ中継をやりたいという希望もあったので、そのへんの中継をやっていく」と述べた。
上重アナをめぐっては昨年、知人のスポンサーから無利子で多額の融資を受けていたことを週刊文春が報道。日テレ側は、上重アナを厳重注意したことを明かしていた。