“何とかフラペチーノ”は反感買うだけ? スターバックスは本場で通じるか (1/8ページ)

2016.3.21 17:10

スターバックスのロゴ

スターバックスのロゴ【拡大】

  • スターバックスのロゴマーク=2012年1月3日、米カリフォルニア州マウンテンビュー(AP)

【エンタメよもやま話】

 さて、今週ご紹介する“エンターテインメント”は、久々となる「食」の話題でございます。

 世界最大の米国のコーヒーチェーン、スターバックスといえば、1971年に創業し、日本でも1996(平成8)年、東京・銀座に1号店を出店して以来、店舗網を拡大。昨年5月に鳥取店がオープンしたことで47都道府県すべてに出店を果たしました。翌6月時点の総出展数は1060店で1000の大台を超えています。

 そして日本進出を機に世界各国で出店網を拡大。現在、米国内の約1万2000店を含め、世界67カ国に約2万4000店の店舗網を築くまでになりました。

 そんなわけで、いまや先進国なら街なかだろうが空港の中だろうが、必ず見かけるスタバ。2011年に進出した中国では、2019年までに米に次ぐ3400店にものぼる店舗網をオープンさせる計画をぶち上げています。

 ところが、そんな先進国の中でスタバが1店舗もない国があるのです。イタリアです。なぜか。スタバはもともと、洗練されたカフェ文化を有する本場イタリアのエスプレッソやカフェ・ラッテを米で流行らせようと生まれたコーヒーチェーンですから、普通に考えて、本場に進出しても勝ち目はないわけです。平たく言えば、餃子の王将が中国に、そしてサイゼリアがイタリアに進出するようなものですね。

ところが何と、そんなスタバが突如「来年からイタリアに進出しますよ」と発表し…

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