NTTドコモが被災地漁業を支援 宮城・東松島で実証実験開始

2016.3.10 20:55

被災地の漁業支援について説明するNTTドコモの高木一裕・東北復興新生支援室長=10日、仙台市の同社東北支社(頼永博朗撮影)

被災地の漁業支援について説明するNTTドコモの高木一裕・東北復興新生支援室長=10日、仙台市の同社東北支社(頼永博朗撮影)【拡大】

 NTTドコモは10日、東日本大震災の被災地である宮城県東松島市で、漁業の支援事業に乗り出したことを明らかにした。カキ養殖場などに通信機能や水温センサーを搭載したブイを設置。生産者がスマートフォンやタブレット端末の専用アプリで、海水温度などの情報を容易に取得・管理できる実証実験を始めた。

 水温が生産量に影響するカキやのりの養殖で情報通信技術(ICT)を用いたデータ管理により、適切な育成や収穫が可能になるとしている。実証実験は来年3月末まで。

 東北復興新生支援室長の高木一裕取締役は「震災から5年。パートナー企業と協力し、漁業支援を東北発の全国的な事業に育てたい」と話した。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。