一方、1月31日は多くの販売店でMNP利用者らが駆け込みで手続きを行った。都内郊外のドコモ販売店では、料金プラン変更やMNP利用者らが通常の月末より2時間長い、3時間も待たされた。近くのソフトバンク販売店では「最後のキャッシュバック」と目立つ赤のポスターを貼ってアピールしていた。
1月までと一変した端末販売だが、販売店員は「実質0円やキャッシュバックは他がやればやるかも。今は様子見だ」と話した。ただ総務省は店頭のこうした“不正”も覆面調査でチェックする予定で、販売店や各携帯事業者は、安易なキャッシュバックに頼らない販売競争施策に頭を悩ませている。