川崎重工業は2日、東京ガスの子会社東京ガスエンジニアリングソリューションズ(東京都大田区)から「カワサキグリーンガスエンジン」2基から構成する発電容量1.5万キロワット級のコージェネレーションシステムを受注したと発表した。
受注額は数十億円。世界最大級の地域冷暖房センターでもある新宿地域冷暖房センターに設置され、2017年に運転を開始する予定。
今回、川崎重工が受注したシステムは発電出力7800キロワットのコージェネレーションシステム。このシステムから発生する電気は新宿地域冷暖房センター、新宿パークタワービルに供給され、排熱は地域冷暖房用の熱源として利用される。
川崎重工はシステムの設計、発電機器の供給、据え付けなど建設工事を一括で請け負う。