スーパーコンピューターの計算速度の世界ランキング「TOP500」が16日、米国で開催中の国際会議で発表され、中国・広州スパコンセンターの「天河2」が6連覇を達成した。理化学研究所の「京(けい)」(神戸市)は4位を守った。TOP500は半年ごとに発表。上位5機は過去5回と同じ顔ぶれで、他の3機は米国勢だった。天河2の計算速度は毎秒3京3862兆回(京は1兆の1万倍)で、2011年に1位だった京の3・2倍にあたる。
上位500機の内訳では、米国が1993年の発表開始以来最少の201機にとどまる一方、中国は今年7月の前回に比べ約3倍の109機を記録。日本は36機だった。