白紙撤回の末、新たな整備計画が示された新国立競技場の建設業者を決めるコンペに、竹中工務店、清水建設、大林組のゼネコン(総合建設会社)3社の共同企業体(JV)が参加する方向で最終調整していることが17日、明らかになった。他社に先駆けて参加を表明していた大成建設は建築家の隈研吾氏などと組む方針だ。
コンペへの参加表明は18日午後5時が締め切りで、ゼネコン各社は参加の是非や設計会社の選定などを進めてきた。
新計画への応募は1社単独でも、複数企業が組むJVでも可能だが、竹中工務店などはJVで参加することで人手や資材の確保など負担を分散する狙いとみられる。