米映画テーマパークの「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市此花区)で昨年開業した「ハリー・ポッター」のエリアが15日、1周年を迎えた。入場者とスタッフが登場人物になりきって祝う記念式典が開かれた。
午前9時過ぎに同エリアの門が開き、紙吹雪が舞う中、「ホグワーツ魔法魔術学校」の生徒や「ホグズミード村」の住人に仮装した招待客の子供とスタッフら計約80人が一般客を出迎え、ハイタッチをして1周年を祝福した。
USJはハリポタエリアの効果で、平成26年度の入場者数が1270万人と過去最多を記録。今年5月には、同エリアの主要アトラクションを3D映像化し、より臨場感ある世界を体験できるようになった。
運営会社ユー・エス・ジェイによると、同エリアの開業後1年間のパーク全体の入場者数は約1350万人。同社の森岡毅執行役員は27年度の入場者数について「26年度を抜きたい」と話しており、過去最多の更新を目指す。