協会認証の無洗米、国の基準にすべき (2/2ページ)

2015.6.29 05:00

 --とはいえ、国の基準づくりを待っていては時間がかかってしまう。いま、できることは

 「無洗米はおいしくないという誤った認識を正していくのをはじめ、消費者に協会認証無洗米の魅力を伝えていきたい。例えば、普通精米だと肌ヌカを含んでいるので、実際に食べられるのは10キログラム中、9.7キログラム。それが無洗米だと、10キログラムすべて食べられる。また、普通白米をとぐのに使う水は1年間に2リットルのペットボトルで828本分にもなる。無洗米だと、水が節約でき、時間や手間がかからない。外食産業や給食に使われる業務米は、これらのコストを計算するので、無洗米の需要がかなり伸びている。コメはとぐものという意識を改めてもらうよう努めていく」

                  ◇

【プロフィル】今村征記

 いまむら・せいき 長崎県佐世保市立商業高校卒。1962年太陽事務機(現プレナス)入社。取締役福岡支店長、副社長、副会長、日本ブライス社長などを経て、2011年から現職。72歳。長崎県出身。

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