■救急要請に新手法 NTTドコモと全国初のアプリ
和歌山県とNTTドコモは共同で、病気や事故の際に近くにいる人に救援を求めることのできるスマートフォン用アプリ「MySOS」を全国の自治体で初めて企画した。
「MySOS」はスマートフォンの通信機能とGPS(衛星利用測位システム)機能を利用し、救援を求める人の周囲300メートルから500メートルにいるあらかじめ登録している人に救援要請を行うので、救急車到着までに応急処置ができ、救命率を高めることが期待される。アプリはNTTドコモ以外のスマートフォンからもダウンロードできる。
一般に心臓停止後3分間で死亡率約50%、呼吸停止後10分間で同50%、多量出血30分間で同50%といわれている。119番通報から救急車到着まで8分間で、素早い通報や救急車到着までの応急手当てなどが救命率を高める上での課題となっていた。
問い合わせは、和歌山県危機管理・消防課
(電)073・441・2274
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■通信員発-企業の現場から-
【和歌山県和歌山市】和(やわらぎ)工房代表・福田剛
昔の畳は柔らかかったことをご存じでしょうか。畳の生産が手縫いから機械へと変わり、いつの間にか硬い畳ほど良い畳と認識されるようになってしまいました。わが子が畳で転んで後頭部を打ち、大泣きしたのを見て、昔ながらの柔らかい畳を復活させたいと思い、特殊なクッション材を使うことで転倒時の衝撃を吸収する「ふわ畳~fuwa~」を開発しました。昔懐かしいこの感触を一度試してください。
(電)073・462・7575
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■企業通信員
地方に基盤を置く会社経営者や従業員、団体職員など業種・役職を問わず、その企業・団体の取り組みや事業活動、関連業界の経済動向などを投稿してもらう制度。