□平出淑恵(酒サムライコーディネーター)
女性ための國酒の祭典「第1回 郷酒(さとざけ)フェスタ for WOMEN in 銀座」が9日、時事通信ホール(東京都中央区)で開かれた。第1部は女性のみ、第2部は同伴であれば男性も入場可という会だ。チケットは販売開始後、3週間で完売という人気ぶり。会場には1、2部合わせて1000人がつめかけた。
日本地酒協同組合(東京都千代田区)と日本酒フェスタ実行委員会が主催し、業界活性化に熱心な専門メディア「酒蔵プレス」が協賛、そして観光庁の後援を受け、全国から集まった30の蔵元が出展した。イベントのホームページでは、参加した蔵元周辺の観光情報サイトにリンクがはられ、北は北海道から南は鹿児島県まで紹介された。
会場には日本酒をはじめスパークリング清酒、梅酒、焼酎まで100種類以上の酒が用意され、販売も行われた。すし、カニのムース、チーズの盛り合わせやスイーツなど、各種の酒に合う料理を楽しむことができた。
一方、ステージでは「日本酒スタイリスト」の島田律子さんの華やかな司会で、バイオリンの演奏や「にほんしゅ」というコンビの漫才、「美容&はじめてのお酒セミナー」など多彩な催しが、会場の女性たちを飽きさせなかった。