プラスチック工房秋川 初の自社ブランド「透明導光板」 (2/2ページ)

2015.5.13 05:00

独自に開発し本格販売する「透明導光板」の説明をする中里直樹社長=東京都あきる野市

独自に開発し本格販売する「透明導光板」の説明をする中里直樹社長=東京都あきる野市【拡大】

 同社は動物実験や医療用研究器具といった領域でも存在感を発揮しており、「動きがよく見えるような器具がほしい」という顧客からの要望を踏まえ、透明導光板を応用した商品開発も進めていく。

 同社は「プラスチック加工のエキスパートカンパニーを目指す」という目標を掲げ、同業他社が断るような難しい加工にも取り組んで技術力を高めてきた。最近では東京ディズニーランドに納入した縦横2メートルのアクリル壁面の作成など、大きな樹脂加工にも対応している。

 中里直樹社長は「透明導光板を通じて自社の技術、開発力を宣伝して、ブランド力を向上させる」と意気込んでいる。

 今後は立体透明導光板を開発し、最終的にはフルカラー化、動画化を目指す。(佐竹一秀)

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【会社概要】プラスチック工房秋川

 ▽本社=東京都あきる野市引田528

 ▽設立=1985年4月

 ▽資本金=500万円

 ▽従業員=13人

 ▽事業内容=プラスチック加工、プラスチック加工品開発

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