265キロでサーキットを激走! レクサスの贅沢すぎる“大人の遊び”を体験 (2/8ページ)

2015.4.19 07:30

サーキットを疾走するレクサスのスーパーカー「LFA」

サーキットを疾走するレクサスのスーパーカー「LFA」【拡大】

  • レクサスの「RC350 F SPORT」でアメイジングスイッチを踏む
  • ピットガレージで参加者を指導するヘイキ・コバライネン選手
  • ピットレーンにはレクサスの「LFA」や「RC」、「IS」がずらりと並ぶ
  • 「ダイナミックコントロール」で、参加者を直接指導するヘイキ・コバライネン選手
  • 2日目がスタート。ピットガレージに集まった参加者たち
  • プログラムの合間に、伊藤大輔選手にアドバイスを求める参加者たち
  • インストラクターが運転する「LFA」を先頭に、富士の本コースでウォームアップ走行
  • 「データロガー」を使って参加者にアドバイスするヘイキ・コバライネン選手
  • インストラクターと参加者が集まって記念撮影
  • 記者が運転する「RC F」のオンボード映像。時速は240キロに達している。走行映像などデータをもらえるのも楽しみの一つ。「スロットル」のスペルミスはご愛嬌ということで。

 《巧みなハンドリングと度胸が試される「ブラインド・ジムカーナ」》

 記者が最初に挑んだのは、パイロンを並べて作ったワインディングコースでタイムを競う「ブラインド・ジムカーナ」というプログラムだ。ここで使用する車種はコンパクト・スポーツセダンの「IS350 F SPORT」。コースの要所に積み上げた白い段ボールの山々が視界をさえぎる。コーナーを攻めるにはかなりの度胸と腕が試されそうだ。

 まずはインストラクターの新田守男選手がお手本を見せてくれた。スタートからアクセル全開で直線を駆け抜けると、最初のブレーキングポイントで一気に減速。段ボールで先がまったく見えない直角の右コーナーに飛び込み、その先のスラロームを左右に攻める。プロの凄まじいテクニックを目の当たりにした参加者たちは「やっぱりすごいなあ、あんなに攻めるのか」「自分には無理かも」などと一様に唖然。鋭いカーブで「キヒヒヒッ!」とタイヤを鳴かせながらゴールに飛び込んだ新田選手のタイムは21秒台。とりあえず、そのタイムが目標となるらしい。ちなみに障害物に接触するたびに1秒のペナルティが科せられる。段ボールをなぎ倒しながら速くゴールしても意味がないのだ。

 参加者はそれぞれ2本走るチャンスがある。自分の名前が呼ばれ「IS」に乗り込んだ。若干の緊張の中、スタートの合図とともにアクセルを踏み込み、コースを確かめながら障害物をかわしてゴールに飛び込む。気になるタイムは24秒台。手探り状態だったとはいえ、あまりのタイムの遅さに正直がっかりした。全員の1本目が終わると、新田選手から「みんな慎重になりすぎ。レクサスはぶつかっても壊れないから、次は怖がらず攻めちゃおうよ!」とどこまで本気だか分からない“ゲキ”が飛んだ。

 するとどうだ。新田選手の言葉に発奮したのか、2本目は攻めに転じてぶつける人が続出。中には段ボールに派手に突っ込み、カメラマンに「いい画が撮れた」と感謝される人もいた。

 記者も2本目は接触覚悟でアクセルを踏み倒し、派手にタイヤ音を立てながらゴールイン。1本目よりも積極的な走りで、なんとか22秒台を出すことができた。プログラムの合間には、雰囲気に慣れてきた参加者たちが“自動車トーク”に花を咲かせた。ここには「レクサスが大好き」というレクサスオーナーもいれば、メルセデス・ベンツなど競合他社のユーザーもいる。中には「日本に数台しかない」というスポーツカーに乗ってきた人もいた。当たり前だが、みんなに共通しているのはクルマが大好きだということだ。

テレビCMでおなじみの「アメイジングスイッチ」

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