アンドロイド搭載スマホの国内新規販売シェアで、ワイモバイルは40%(8~10月、Gfkジャパン調べ)と業界首位を占める。その原動力は割安な通信プランと、現行機ネクサス5の4万円を切る価格だ。
一方で、今月参入した楽天傘下のフュージョン・コミュニケーションズは3万円を切る台湾エイスース製スマホを投入。ワイモバイルが高価格のネクサス6を打ち出す背景には、端末の安さで差別化を図りにくくなってきたという事情もある。
エリック・ガン社長は「ローエンド機から機種変更する契約者も今後増えてくる。ハイエンド機の提供で選択肢を広げることが重要だ」と会見で述べた。