業務用の食品などを販売する関東食糧(埼玉県桶川市)は9日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで業務用食材の総合展示会「ニューフードフェア2014」を開いた。約200社の食品メーカーが各ブースで自社商品を特別販売し、業界関係者や一般の消費者ら多くの来場者でにぎわった。
展示会は8日から2日間の日程で開催。関東食糧が企画した「埼玉県地産地消」のコーナーでは、地元農家や食料加工品の販売業者が同県内産の野菜や果物などを紹介。西洋野菜を生産する若手農業従事者を応援するコーナーでは、イタリア野菜などが披露された。このほか、飲食店向けのセミナーなども行われた。
同社の白岩智常務は「自社のネットワークを生かし、地元特産品の販路開拓のサポートなどに積極的に取り組んでいきたい」と話した。