西友、総菜で「打倒コンビニ」 パスタ全面改良などで下期販売2ケタ増へ

2014.9.8 18:08

西友はパスタの素材や工程を改良、下期に総菜売上高の1割以上アップを目指す

西友はパスタの素材や工程を改良、下期に総菜売上高の1割以上アップを目指す【拡大】

 大手スーパーの西友は8日、今年度下期の総菜商品の販売戦略を発表、働く女性や若者の人気が高いパスタ商品を全面改良するなどし、総菜全体の売上高を前年同期比1割以上伸ばす計画を明らかにした。江原秀知商品部長は「コンビニエンスストアの総菜をライバルとして意識し、より上質な品を低価格で提供する」と会見で述べた。

 パスタはゆで工程の見直しやオリジナルソースの導入で品質を向上。189円と390円、450円の3つの本体価格で今月11日に第1弾の5商品を売り出す。子会社工場で調理設備の更新を進めており、他の総菜や弁当も改良していく。

 また店舗運営の面では、夕食向けの販売が伸びる午後4時~11時に店内調理の人員配置を厚くし、作りたての商品を提供。個食ニーズが高い店では小容量サイズの総菜を増やす。

 ひばりヶ丘店(東京都西東京市)では総菜売り場を入口前に集めて買いやすくした結果、売上高が2割伸びたといい、他店のレイアウトも見直していく。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5980円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。