国内携帯電話4位のワイモバイル(旧イー・アクセス)は17日、月2980円からデータ通信と音声通話が使い放題となる、スマートフォン(高機能携帯電話)の新料金プランを発表した。割安な料金と、同じソフトバンク傘下のヤフーと連携したサービスの両輪で、スマホ初心者を取り込む。
8月1日から導入する。最安のデータ容量1ギガバイトのプランは、基本使用料が2980円。3ギガバイト(3980円)と7ギガバイト(5980円)も用意する。いずれも通話は1回10分まで、300回を上限に国内通話はかけ放題とする。
知名度の高いヤフーとの連携も進める。ヤフーのサイトの利用回数に応じて、データ容量が増えるサービスを始める。
NTTドコモなど大手3社よりも料金を割安に抑えると同時に、イオンなどの「格安スマホ」を販売する新興勢力にできないサービスを取り入れ、差別化を図る。
この日の記者会見で、ワイモバイルのエリック・ガン社長兼最高経営責任者(CEO)は「まだスマホを持ってない方にも、楽しく使ってもらいたい」とアピールした。